店長プロフィール

 

斉藤 亘紀 (さいとう のぶとし)

 

国家検定 1級寝具技能士

グットスリープ推進研究会 快眠アドバイザー

日本羽毛診断協会 ダウンプロフェッサー

東京寝具技能士会 会員


2014年 4月

 

静岡の寝具組合の皆さんと懇親会。

どんな業種もそうでしょうが、同業者同士のつながりを持っていると情報の共有ができてとても便利、メーカーの人は自分のところの商品しか教えてくれないが、こういう場ではあらゆるメーカーの商品の裏話まで聞ける、そうするとお客さんにどんなものを薦めたらよいか的確にアドバイスできる。有意義でした。

2014年 4月

わたくし、20年来の西武ファンでございます。

1年ぶりの西武ドーム。

今年は、弱くてじっと我慢だなぁ。

2013年 6月 

「バカヤロー、そうじゃねぇ!」

40過ぎの子持ち男が怒られています。

 

僕が生まれる前から布団を作っている、東京技能士会の偉い伯父さんたちに絞られてきました。昔は、仕事は見て覚えろ、と言われていたそうですが、現在、たくさんの職人さんが集まって仕事をする機会はまったくありません。長年ふとん作りをしてきた方はたくさんのノウハウや技術を持っていますが、それを自分の代で終わらせてしまってはもったいない。そんなことで、東京寝具技能士会では、諸先輩方から、技術指導を仰ぐ機会を設けました。今回の課題は薄掛け。ふとんワタは薄くすると生地から逃げやすい、また、のしつけ(成型作業)が難しく、薄いのでワタが切れやすい。など、たくさんの難しい要素があります。それを、怒鳴りながら教えてくれます。

今は貴重な猪瀬直樹前都知事からの賞状
今は貴重な猪瀬直樹前都知事からの賞状

2013年 2月

寝具製作技能士 2級に合格いたしました。

試験科目は実技と筆記。

実技は「掛ふとん作成」。普段作っているからと思ったら大間違い。いつも作っている掛ふとんの何倍も手間をかけて、時間内に仕上げる過酷な試験でした。

 

今では珍しくなった小巾生地(着物の反物の幅)を柄合わせをして裁ち、4巾を縫い合わせて、裏地を縫い合わせる。現在はサテン生地なので柄あわせや、4巾を縫い合わせることはありません。

試験で製作した掛ふとん、今は自分で使ってます
試験で製作した掛ふとん、今は自分で使ってます

そして、普段はアイロンでキセ(縫いシロを表地のほうに倒す)ををしますが、そこを仕付けします。手縫いで約6m縫っていきます。そこまでが終わったら手を上げて、規格の大きさに縫いあがっているか検査されます。+3cm-1cmで納めないとアウト!そこが無事終わると、今度は綿入れ作業、これは普段やっているからここでタイムロスを補います。くけ(入れ口を縫う)、のしつけ(成型)が終わると、綴じ(布団が動かないように留めていく)です。綴じには長さの規定があってその長さ通りでないと減点されます。34箇所の綴じをものさしで計りながら作業します。そして、普段ならここで完成ですが、このあとえり付け、ここまでの作業を3時間で仕上げるというきつい作業を何とかこなしました。